1001dainichi of 鈴鹿・美濃の山歩き

手軽に山スキーが楽しめる大日ケ岳に鷹巣スノーパークのゴンドラを利用していってきた。
　久し振りに前泊山行。山スキーはやっぱり前泊で行くのが楽しいと思う。愛車でのお泊まりも最近はリラックスできていい。
　ゴンドラは７時半からの運行。それに合わせて乗車。この時間、まだ客は少なくてスムーズに乗る事ができた。
　天気は予報に反して上々だ。青空がのぞきモチベーションがあがる。
　山頂駅を下りてシールを貼る。今回は新しい板の初滑り。流行のファットスキーを購入したのだがどんな滑りができるのか楽しみだ。
　新雪の積もった斜面を一番ラッセルで進んでいく。でもなんだか今日はしんどい。まだ身体が起きていない所為だろうか。後ろから男女のテレマーカーが着いてくる。その人たちがラッセルを代わってくれないかなあと甘い期待をするがその様子は微塵もなかった。
　前大日から見る大日ケ岳はこれ以上ない程に真っ白に雪化粧している。これは滑りも期待できそうだ。
　鞍部を越えて急斜面を一登り、大日ケ岳に到着。山頂にあるテーブルも大日如来像もすっかり雪の中。真っ平らな雪原が広がる。
　山頂から見える峰々はどれも雲に頭を隠している。この大日ケ岳だけが何故か晴れているのだ。やはり僕は晴れ男らしい。
　まずは山頂から叺谷へ滑降。昨夜降ったらしい雪はフワフワだがその下に固い雪面が隠れていて場所によっては難しい滑りとなった。２本目は日差しが陰り光がフラットな状態となって雪面の様子がわからず腰が引けた滑りとなってしまった。不完全燃焼の滑りが続く。しかし、３本目の無木立の斜面は楽しい滑りができて大満足。ここでは新しい板の威力も発揮できたようだ。満足できたところで叺谷のボトムまで下りて休憩する事にした。
　ボトムには３人の先客。色々話しているうちにその中のお一人が先週の伊吹でお会いした大津の方だった。こんな偶然もあるんですねとお互いビックリ。その方に伊吹でスキーアイゼンを勧めたのだがさっそく購入されたとの事。ちょっと恐縮です。
　帰りは叺谷から右岸側の尾根にあがってゲレンデを目指した。ここには先行者のトレースがあり楽させてもらった。ゲレンデは当たり前だろうが多くのスキーヤー、ボーダーで賑わっていた。