1002wakutani of 鈴鹿・美濃の山歩き

P2061316.JPG湧谷山(途中引き返し)

2010年2月6日(土)曇り後雪 揖斐川町坂内広瀬 巻谷山 山スキー 
そばつる(スノーシュー) Tsutomu 

8:20 広瀬駐車地 → 8:40 遊ランド坂内 →
12:10~13:45 広瀬神社からの直登尾根合流点(引き返し) →
14:10 遊ランド坂内 → 14:35 広瀬駐車地



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広瀬から遊ランド坂内までの道は除雪後に積雪。

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閉鎖状態の遊ランド坂内には新雪が積もっていい感じ。天気もここではまずまず。

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スキー場上の尾根は穏やかでいい感じのスノーハイク。

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スノーシューのそばつるは深い新雪に四苦八苦。

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新調の幅広板もうまるほどのパウダー。

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雪洞を掘ってそばつるを待つも中々現れず引き返す。

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途中でそばつると会って下山の意思を確認。その後はパウダーを味わって下降。

手違いで仕事がキャンセルとなった為それならばと湧谷山にそばつるを誘って出かけた。
 前夜からの雪は大垣市内でも路面に積雪。揖斐に入るとその量は更に増える。これはパウダーの期待大だ。
 取り付き予定の遊ランド坂内はどうも閉鎖状態らしい。遊ランドまでの道路に昨晩積もった雪は除雪すらされてなくやむなく広瀬集落に邪魔にならないよう駐車し出発。
 9年前にワカンで訪れた時にはゲレンデを圧接する脇を申し訳なさそうに登っていったものだが今日はゲレンデのど真ん中を堂々と進んで行く。圧接されてない雪は幅広のファットスキーでもくるぶし上まで潜り込む。
 30分程でゲレンデ上部についてそこからは雑木林の緩やかな尾根に取り付く。尾根は次第に斜度を増して行くがこれはまだ序の口だ。
 遅れ気味のそばつるを待ってから先に進む。そばつるからは「待ってなくていいから先に行って」の声がかかる。12時になったら行動をストップするという約束をして先行する。
 左右の尾根が近づいてくると斜度は更に増し直登は難しくなる。ジグザクに斜面を切って行くが場所によっては膝丈ほど沈むラッセルを強いられる。試しにストックを雪に差し込んでみると130センチの長さが余裕で埋まってしまった。どうやら積雪は2m以上はありそうだ。
 雪は降ったりやんだりを繰り返していたが次第に降り続くようになった。それに加えて強い風が時折吹き抜けて行く。時には3000m独立峰を思わせるような突風も吹き対風姿勢でやり過ごす場面も。
 尾根上にブナがところどころ見え始めると広瀬神社からの直登尾根が左手に見えてきた。時間は11時半。約束の時間に後30分。せめて直登尾根の合流点までは行きたい。
 急登を抜けてようやく斜度が緩くなると直登尾根との合流点だ。時間を見ると12時10分。少しオーバーだがまあいいだろう。適当なところに雪洞を掘ってそばつるを待つ事にした。
 1時間程してもそばつるは来ない。これはやばいかも。とりあえず腹ごしらえをして山を下る事にした。
 外は嵐の模様でまるで遭難している雰囲気だ。その中をスキーで下り始める。すでにトレースは雪に埋まっていた。
 下りはじめてすぐ、登ってくるそばつるに出会えた。疲労困憊の顔はしていたがとりあえず無事で良かった。で二人とも下山を開始した。
 深いラッセルを強いられた雪は滑るには気持ちのよい雪となる。ファットスキーと相まって急斜面の樹林を縫うようにして楽しく下って行く。あっという間にゲレンデに到着。道路に出れば積雪は朝よりも更に増していた。
 さてそばつるだが今回スノーシューでのラッセルに四苦八苦したらしい。特に下りではワカンの方がいいと言い出した。果してどうなのだろう。ちなみに彼は昼を食べ損ねたらしい。


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