1004ontake of 鈴鹿・美濃の山歩き

P4252063.JPG御嶽山

2010年4月25日(日)晴れ おんたけロープウェイ~二ノ池 御嶽山 山スキー 単独 

8:50 おんたけロープウェイいいもり駅 → 9:35 8合目付近 →
10:30 石室山荘 → 11:15~12:15 二ノ池山荘 →
12:40 覚明堂 → 13:10 いいもり駅



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御嶽ロープウェイのいいもり駅はBCを目指す人たちで賑わっていた。

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樹林帯からは右手に乗鞍岳が見える。あちらもいい天気そうだ。

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ゆっくり歩いていたつもりだったが先行者に追いつく。

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青空の下、くっきりと浮かぶ稜線を目指す。

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覚明堂辺りの斜面も今日は歩きやすい。

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二ノ池小屋付近から継子岳越しに乗鞍岳が見えた。

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二ノ池から剣ケ峰を見る。黒山の人だかり状態…

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一枚バーンの急斜面を慎重に降りていくが気持ちよかった。

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樹林帯はトレースでデコボコ。疲れた〜

 滑落事故以来3週間。まだ完全に癒えたわけではないがそろそろどうだろうと御嶽で様子を見る事にした。
 今が盛りの桜を車窓から眺めながらおんたけロープウェイスキー場に向かう。7時少し過ぎに駐車場に着いたが思ったより車が多い。
 ゲレンデは下部には全く雪がない。上部の3コースのみの運営らしく8時半から動き出したロープウェイに長い列ができていた。
 ロープウェイからはゲレンデを歩いて登っているスキーヤーや登山者が見えた。時間がもったいないからかそれとも往復2400円がもったいないからか。僕も身体が普通なら歩いたかもしれない。
 いいもり駅に着くとBC目当てのスキーヤー、ボーダーが意外と多い。ロープウェイに乗り合わせた方も剣ケ峰を目指すというテレマーカーさんだった。
 ゲレンデから樹林帯に入る。すでに先行するスキーヤーが何人かいるようだ。
 昨年12月に訪れた時より積雪がはるかに多く歩くのに困らない。樹林帯を抜けた辺りも雪が豊富でその上適度に緩んでいて歩きやすい。右手を見ると乗鞍岳が見える。あちらも今日はいい感じだろうか。
 そろそろと歩いていたつもりだったが先行するスキーヤーを何人か抜いて気がつくとトップに立っていた。
 12月の時は夏道沿いを歩いたが本日は夏道沿いは雪が少なそうなので夏道右下の沢沿いを進んだ。経験を積んだせいだろうか、以前にここを歩いたときより楽に登る事ができた。
 石室山荘下の急斜面も雪質は若干固めだったがそれほど苦労せずこなした。振り返ると大勢のスキーヤー、ボーダー、登山者が斜面を登ってくる。流石にこの時季人気のBCだ。
 覚明堂下の急斜面に入った。何時もは固めの雪面に手こずり気味だが本日は程よく緩んでいていい。クトーは使ったものの比較的楽だった。
 石室山荘の横を登っている時、すでに下山してくる単独の登山者に出会った。膝が悪く稜線から引き返してきたとの事。緩い斜面を後20分も歩けば剣ケ峰なのにもったいないなあと思いながらその方から稜線などの様子を聞いていると斜面上部に雷鳥のつがいが現れた。御嶽で雷鳥を見たのは初めてでびっくりした。まだ冬毛だった。
 覚明堂を越えて稜線に出て覚明堂北側の気になる斜面を見ようと右手に進んでみた。狙いの斜面は見られなかったが今まで見た事のない風景が展開して面白い。そしてそのまま何となく剣ケ峰へ行くのはやめて二ノ池へ下りていった。
 二ノ池は広々とした雪原がすばらしい。二ノ池があるらしきところは周りとわずかに色彩が違うのだが写真には写らなかった。池越しには剣ケ峰が高々と見える。意外な迫力がある。また、二ノ池山荘辺りから北を見ると継子岳越しの乗鞍岳が中々の眺めだ。本日はちょっと雲が多めなのが玉に傷だが。
 二ノ池のほとりで休憩をしていると剣ケ峰へ続く尾根には次から次へと登高者が現れて賑やかな事この上ない。剣ケ峰辺りはそれこそ黒山の人だかり状態。それに比べてこちらは一人っきり。静かな時間を満喫する。
 一時間程休憩して二ノ池から稜線に登り返し滑降の準備をする。そうこうしている内にロープウェイでいっしょだったテレマーカーさんに偶然にも出会えた。テレマーカーさんは剣ケ峰まで行ってきたそうだ。雪がクラスとしていて大変だったとの事。
 石室山荘の上辺りで左手の斜面に入っていく。この斜面は急だが横幅が広く登ってくる時に滑ってみたいなあと思っていたところだ。
 事故後初めての本格滑降にちょっと腰が引け気味だ。前ならすっと滑り出したと思うが本日は自信がない。それでもなんとか勇気を絞り出してえいっと板を下に向ける。最初1、2ターンはちょっとぎこちなかったがその内いい感じになって広々とした斜面を気持ち良く滑り降りていった。怪我した部分は何ともないようだ。
 一滑りして自分の下りてきた斜面を見ていると違うルートから下りてきたテレマーカーさんに三たび出会った。思ったより雪が緩んでいて滑りやすいと喜んでみえた。その滑りは中々のものでテレマーク独特の優雅な滑りを見せていただいた。
 樹林帯の滑りに何時もながらちょっと手こずったものの滑り出しから30分程でいいもり駅に到着。後はロープウェイで駐車場まで下った。
 下山後は単独で御嶽に来る時は何時も寄っている「桟温泉」で疲れを落とした。浴室から「木曽の桟」が見えるのが売りでその他には特筆するような事は何もないさびれた温泉だが何となくここに寄るのが癖になっていてここに寄らないと御嶽が終わった気がしない。浴室に入ると客は僕一人。貸し切り状態でゆっくり湯につかって本日の山行を振り返った。
 最後に不安な情報を一つ。どうも来シーズンからおんたけロープウェイは冬期の運行をしないらしいという話がある。理由は経済的な問題からだろうと思われるがこれが本当だとしたら残念だ。ロープウェイのおかげで比較的手軽にいろんなレベルの斜面を味わえるので好きなところだったのだが。いったいどうなるのだろう。


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