1007nanaoyama of 鈴鹿・美濃の山歩き

P7103077.JPG七尾山

2010年7月10日(土)晴れ 七尾山 湖北 山歩き 単独

11:05 駐車地 → 12:15 七尾山三角点 →
12:30~13:40 休憩 →14:25 七尾山登山口 → 
14:40 駐車地



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車道から植林帯の林道に入っていく。

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意外と深く掘れた道跡があるが倒木などで塞がれている。

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少し高度をあげると自然が豊かだ。

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三角点は登山道脇にひっそりとあった。休憩するには落ち着かない。

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稜線上の樹林帯は癒される。

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樹林越しにわずかだが伊吹山を覗く事ができる。

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下山したところに登山口のパネル。ちょっと位置が分かりにくそう。

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登山口から林道を辿ると広々とした神社の境内に出た。

 天気は晴れの予報。翌日にOSKの山行を控えているので軽めの山歩きをしようと選んだのはそばつるが以前登ったという七尾山。
 七尾山は姉川を挟んで伊吹山の西にある低山。穏やかに丸みを帯びた稜線をもっており女性的であまり目を惹かない。この麓の道を北陸に向けて何度となく通っているがこの山の事は気にもしてなかった。そんな山だが三角点はあるし、もしかしたら伊吹山の眺めがいいんじゃないかと思い向かってみた。
 今庄観光ぶどう園を西へ過ぎたところの川沿いに車を停め出発。登山道はインターネット上で見つけたレポを見たがよくわからなかったのでとりあえず地形図上の点線路を辿ってみる事にした。
 交通量のやや多い車道を少し照れながら歩いていく。山歩きの姿でいるのがなんだが場違いな感じだ。地形図上の点線路と目星を付けたところはヤブで覆われているようなのでその北側にある林道に入ってみた。
 植林の中の林道を辿っていくと終点あたりから目印がしてありその先に山腹を登る道型が続いていた。どうやらこれが点線路のようだ。しかし、今は使われていないようで所々埋まっていたり倒木が道を塞いでいたりする。それを避けるようにして踏み跡と目印が続いている。
 登山道というような明瞭な踏み跡ではないが問題なく辿れる。何種類かの目印がしてあり迷う事はない。低い山だが自然林が多くて雰囲気はいい。上部に至ると松が目立つようになる。
 麓の道路を走る車の音が賑やかでちょっと落ち着かない。これも上部に至るとさほど気にならなくなるのだが。
 沢状の中を通る道から上ってやせ尾根を一つ越えると尾が太くなり更に進むと再びやせ尾根に出る。ここからは麓の集落が見え、昼を知らせるチャイムなんかも聞こえてくる。このちょっと長いやせ尾根を越えると山頂まで後わずか。笹が出始めたなあと思ったらそこが三角点だった。
 三角点は踏み跡脇の草むらの中にあった。その周りは特に切り払われてもいない。外回りは樹林で展望はない。計画ではここで休憩するつもりだったが先に続いている踏み跡をもう少し辿ってみる事にした。
 踏み跡を追って稜線を南に下る。するとここがいい感じの樹林帯になっていて思わず立ち止まった。ほぼ二次林の樹林帯で特筆するような樹木があるわけではないが三角点までの荒削りな樹林と比べると落ち着いていて癒される感じだ。この中のどこかで休憩しようと思って歩くが中々いい場所が見当たらず稜線が下り始める手前の平でやっと腰を下ろした。
 見えるかと思っていた伊吹山は樹林に遮られている。それでも樹間からその一部を見る事ができた。ただし鉱山側だからちょっと風情にかける。
 虫と闘いながら一時間程休憩。下山は登った尾根の南側の尾根を下っていった。こちらも踏み跡、目印ともしっかりしている。ただ変化に乏しくそういった意味では登った道の方が楽しかった。
 この道は麓で林道に出るがその手前のところに「七尾山登山口」の札がかけてあった。してみるとこちら側がメインの登山道らしい。しかしきっと林道を辿ってきてもこの登山口を見つけるのに一苦労するだろう。それほど分かりづらいところにこの札はかけてある。
 林道はやがて少し大きな規模の神社の脇に出てその先に車道が走っている。ふと見ると神社の隣は今庄観光ぶどう園だった。


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