1008kinkasan2 of 鈴鹿・美濃の山歩き

P8160058.JPG金華山Ⅱ

2010年8月16日(月)晴れ 金華山 岐阜 沢歩き? 単独 

12:40 金華山トンネル東口 → 14:25 めい想の小径分岐点 →
14:30~15:20 岐阜城天守閣広場  → 16:10 金華山トンネル東口



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金華山トンネル東口の防護柵の辺りから尾根に取り付く。

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少し登ると防護ネットをされた岩が。

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尾根から下りると堰堤。

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いきなり大滝が現れ巻く。

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これも登れそうになく左手から巻く事に。

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巻いて出たところは岩場の上だった。目の眩む高さ。

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更に大滝が現れたがこれは左手の岩場を登れた。

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上には登り頃の小滝。

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沢を詰めめい想の小径に出た。

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長良川越しに見える山並み。

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長良川右岸から金華山をのぞむ。

 今年の盆休暇は天候に恵まれなかった。計画していた山行も中途半端のまま終わった。残念に思いながらも最後の16日は家事をしつつゆっくりしようと思っていた。そんな時に限ってすこぶるいい天気。これは行くしかないか。
 向かうはまたしても金華山。前回は達目洞側から明神洞から本丸井戸までの沢を歩いた。その時のブログのコメントで御池池守さんから「金華山トンネル東から登る沢はもっときつい」といただいた。それに挑発されてそれならばとこの沢に向かった。沢の名前は分からない。
 金華山トンネルの東口に「木ノ芽でんがく」の店がある。沢はこの店の裏側に降りてきている。その沢へ直接入る為にはこの店の敷地を通らなければならないがそれはちょっと気が引けるので店の東側にある防護柵のあたりから小尾根に取り付いた。
 小尾根を少しあがると防護ネットをされた岩が幾つか現れた。これらが「鏡岩」っていうのかなあと思いながら進み少し登ったところから沢に向かって降りた。降りたところは店の裏にある堰堤の上。ここから沢筋に進むと早くも6mはあろうかという大滝が現れた。
 水量はちょろちょろ。しかし逆相で直登は無理。で左手側から巻いてあがる。少しあがったところから右手にトラバース。黒い防護ネットがかけられた岩場を過ぎると沢に戻るがすぐにまた大滝が現れる。
 それなりの装備があれば右から行けそうだが今日のような軽装ではちょっと難しい。左の草つきから巻いてみようと思ったがこれも長靴じゃあなあ。で防護ネットのかけられ岩場を横切り返して更に上に上がってここぞというところでモンキークライム。なんとか切り抜けると見晴らしのいい岩場に出た。
 目の眩むような岩場だ。すぐ足下直下に「木ノ芽でんがく」の店が見える。その向こうには長良川の流れ。ふらついて落ちたらどこまで落ちるのかな。
 岩場から再び沢に向かって山腹を下っていく。行き着いた先にはまたまた大滝。落差は今までの中で一番。ただしここは左手岩場が木々も立っていて登っていけそうな雰囲気。
 岩場は特に難しいところなくクリア。今回のルートで一番楽しかったかも。上に出て沢に向かうとちょうど滝の落ち口辺りに出た。落ち口から見ると下から見たよりももっと上から滝が落ちていた。
 沢を進むと4m程の滝。今までの滝に比べるとかわいらしくて直登。上に出ると沢は穏やかな雰囲気になる。やがて流れも涸れて源頭部の樹林帯。しかしこの樹林帯を登るのが異常に辛かった。それとヤブ蚊がまとわりついてうっとうしい。
 へろへろの状態で登山道「めい想の小径」分岐点に辿り着く。ここからは良く整備された登山道を山頂へ向かうだけ。しかし何故か一歩一歩が異常に重い。天守閣の東広場に着いてそのままベンチに倒れるように腰掛けた。
 異常な発汗と疲れ。もう動きたくない。水分が欲しい。ではたと気がついた。これって熱中症になりかけてんじゃないの。あわてて自動販売機でスポーツドリンクを購入してがぶ飲み。しばらく休んでやっと落ち着いてきた。やれやれ。
 下山はめい想の小径を降りる。中学生の頃、このルートをやはり夏に歩いた事があるがその当時よりずっと整備された道になっていた。思ったより人も歩いていた。

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