1009sekisuikei of 鈴鹿・美濃の山歩き

P9260006.JPG石水渓、岩登り講習会
2010年9月26日(日) 晴れ 石水渓・岩登りゲレンデ 鈴鹿 岩登り 
OSKのみなさん、そばつる、Tsutomu  



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石水渓のゲレンデで岩登り講習会。

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時間が経つとプルージックで難しいルートに挑戦。

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最後は3人ずつグループになって確保とロープワークの実践。

 OSKの岩登り講習会に参加してきた。
 この講習会は7月の初めに行われるはずだったが天候不順のため中止となった。残念に思っていたが改めてこの日に実施されるとの事でお誘いを受けた。
 岩登りは僕にとって未開の分野。学ぶ機会もなかったのでそのままにしてきたが沢歩きを重ねるに従ってその技術も必要と思いはじめた。そんな折関ヶ原Nさんに岩登りを強く勧められた。時同じくして他からも岩登りの誘いがあったりしてこれは岩登りをはじめろという啓示に違いないと思った。そんな時タイミングよく講習会が開かれ(関ヶ原Nさんの意向によるところが大きいみたいで感謝、感謝)そばつると参加した。
 向かうは石水渓のゲレンデ。一面見る限りの岩。その中にいくつかボルトが打ってある。そこを講師役の大先輩方がロープを担いでフリーで登ってロープを設置。それだけですごいなあ。
 まずは岩になれる為に下りられそうなところまでフリーで登りそのあとクライムダウン。それを何度となく繰り返す。「膝が低すぎる!」などという注意が先輩からありその注意に従うと確かに登りやすくなる。やっぱすごいや。
 岩に慣れた後設置されたロープを使ってプルージックで上まで登っていく。「スタンスをよく見ろ」何もないような岩の表面だがよく見るとミリ単位のスタンスがある。それを注意深く拾っていくと思ったよりも身体を上に運べる。これを気を抜いて適当にやるとスリップ、下から「良く見てないからや」の声が飛ぶ。その通り。
 ひとしきり岩を登る事に慣れた後は3グループに分かれてビレーとロープワークワークの訓練。それぞれのグループに先生2人、生徒1人、学ぶものにとっては贅沢この上ない。
 ビレー、ロープワークは沢でもやってきたがほぼ自己流だった。こうして改めて教えてもらうと自分のやってきた事がなんていい加減だったのだろうと痛感させられる。ビレー、ロープワークは人の命を預かる作業。その事を肝に銘じてこれを機会に確実に素早くできる様に精進していかないといけないな。

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