1010kuroiwaiwanobori of 鈴鹿・美濃の山歩き

PA110008.JPG浄法寺山・黒岩 岩登り
2010年10月11日(月) 晴れ 浄法寺山・黒岩 福井 岩登り
クワ兄さん N軍曹 加藤夫妻 kyuさん kotamaさん Tsutomu



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まずは簡単そうな壁から挑戦。

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簡単そうと言えどもなかなかのもの。他のメンバーはすいすい登っていく。

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N軍曹がメンバーに的確な指示をしていく。

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後から見ればこんなにすごい岩壁だった。

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岩を楽しんだ後はみんなで歓談のひと時。

 折角の三連休となったが天候はいまいちぱっとしない。それに加えて日曜日には町内の水路清掃でどうしようかなあと思っていたところへクワ兄さんから「11日に福井、勝山の黒岩でクライミングしませんか?」の連絡。クワ兄さん達は北尾根へ行く計画だったらしいのだが天候を見て中止。そのかわりクライミングで遊ぼうという事らしい。
 前々から機会があったら誘ってほしいと声をかけさせてもらっていたのですぐさま行くの返事。初めてのクライミングにドキドキワクワク。
 前夜泊(宴会!)をするという事で10日の午後に北陸自動車道のSAで待ち合わせてクワ兄さん、加藤夫妻と一台で勝山に向かう。白鳥を過ぎ油坂を越えたところで太平洋側では晴れ渡っていた空は曇り空となった。路面も濡れており天気が危ぶまれる。
 5時前には勝山の待ち合わせ場所に到着しさっそく駐車場脇の東屋で宴会が始まった。みんなよく飲む。途中外は雨が降っていたりしたが楽しい語らいの中で知らぬうちに時間は10時を過ぎていた。明日の為にもう寝よう。勝山組の面々はそれぞれの自宅へ帰っていった。しかしちょっと飲み過ぎだった。
 余談だが僕達が泊まった翌々日にこの近くで熊が人を襲うという騒ぎがあり全国ニュースを賑わせた。まかり間違えば僕達が被害にあっていたかもしれず恐ろしい限りだ。 
 翌朝、加藤夫妻の手作りの美味しいパンで朝食をとる。こういう事ができると旅の楽しみも膨らむだろうなあ。
 天気はまずまずで徐々に晴れてきそう。勝山組がきたところで2台に乗り合わせ浄法寺山へ向かう。中腹の青少年旅行村奥の駐車場に車を停め、そこから登山道を歩いて黒岩に出る。
 ワオ、初めてきたけど完璧な垂壁じゃん!こんなところ初心者に登れるんかいな。でさっそく準備してN軍曹と加藤さんご主人がリードで登り始める。
 昨日降った雨の為岩が濡れており登りにくそう。N軍曹は途中で下りてきた。その後をクワ兄さんが引き受けたがクワ兄さんも同じところから戻ってきた。次に僕。行ける訳ないじゃんと思いながらも沢登りの経験を頼りになんとかN軍曹達より上にいった。しかしそれ以上は無理と下りる。その後を福井山岳界の重鎮(笑)ことkyuさんが行く。さすが重鎮!見る見るうちに上の支点にたどり着いてしまった。すごいもんだ。さすがクライミングジムに通い続けているだけある。
 加藤さんの方は黙々と登られなんと一発で支点にたどり着いた。これまたすごい。これで2本トップロープができ後は思い思いに挑戦。時間が経つと岩も乾いてきて登りやすくなったようだ。前日の飲み過ぎで身体が重くちょっと積極的に行く事ができなかったが取り付いてみるとハラハラドキドキでなかなか面白い。しかしなかなか思う様には登れなくて不完全燃焼気味。経験かなあ。
 一度ロープを下ろして場所を変えて挑戦。今度は先ほどよりも高度のあるところだ。無謀にもリードをやってみるがすぐにお手上げ。kyuさんのビレイをしながら登る姿を拝見。すごいねえ、無理そうなところでも越えてっちゃうもんなあ。
 トップロープでkyuさんと同じところを登ったけど途中、何度となくロープにすがって休憩。やっとの思いで支点まで辿り着いた。なんか余裕無い。
 隣のロープでは加藤さん奥さんが健闘中。下からご主人がアドバイスを送る。微笑ましいというか羨ましい姿。支点に着いたところで奥さんはご主人に向かって大きく手を振っていた。まるで下にはご主人しかいないかの様に…。
 加藤さん奥さんが下りたところでkotamaさんをビレイ。この方もなんだかんだとすごいわ。身体がえらいとが言いながらヌンチャクに頼りながらも支点まで行っちゃった。
 最後の一本はヌンチャクを使ったり少々ズルしたりしながら支点にたどり着く。なんだかなあの感じだが初心者なんだから仕方ないよねえということにしておこう。最後は支点のカラビナとシュリンゲを回収してきてくれという事だったので初めての経験だったがロープの付け替え、ビレイ等を慎重に行いなんとか回収する事ができた。
 下山後は青少年旅行村の東屋で遅い昼食。こうしてみんなでわいわいやる岩登りというのも思っていたより面白いものだ。しかし、いまいち不完全燃焼気味。飲み過ぎで身体が重かった事もあるだろうがやはり技術的に上手くない。東屋の広場から見える黒岩は「もうちょっと練習してこやあ」と言っているかのようだった。

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