0904nagaretani of 鈴鹿・美濃の山歩き

P4307482.JPG朝明渓谷・流レ谷〜水無谷

2009年4月30日(木)快晴  鈴鹿  朝明渓谷・流レ谷〜水無谷
沢歩き  そばつる Tsutomu

7:20 駐車地 → 8:10 二俣 → 10:05 稜線 → 10:35〜12:45 松尾尾根 →
15:20 30m大滝 → 16:05 駐車地



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最後の大きな堰堤は左岸側から巻く。

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右俣奥の大滝は勇気がなくて右側から巻いていった。

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ぬれなきゃ越えられない滝。僕は右から巻きました。

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アカヤシオが彩りをそえて谷は美しい姿を見せてくれた。

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尾根上の岩場。高度感があり緊張する。しかし意外と簡単に登る事ができた。

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岩場の上はこのピナクルを越える。ぐらぐら動くので慎重に越えた。

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水無谷源頭部は昨年の大雨のためか荒れていた。

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オーバーハングのチョックストーン。空中懸垂が気持ちよかった。

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大滝が次々現れる。これは20m滝。

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美しい溝状の滝も現れて目を奪う。

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最後の大滝は30mはあろうかというもの。名があるのだろうか。

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風腰峠が見えた。楽しかった沢歩きももう終わりだ。

今年の沢はじめに朝明渓谷・流レ谷〜水無谷にそばつるをともなっていってきた。




そばつるとの山行にしては珍しく快晴。
モチベーションがあがる。
水無谷近くに車を停め出発。




流レ谷は下流に幾つかの堰堤がある。
最後に立ちはだかる大きな堰堤を左岸から巻く。




堰堤の上は昨年の大雨のせいかやや荒れている。
しかし思ったより安定していて遡行に支障はないようだ。




やがて小滝が現れ始め楽しく越していく。
最初の二俣は右へ。
昨年は緑さんとここを左に登っていった。
その登っていった左側の滑滝は崩壊していた。




右俣を進むとすぐ15mほどの大滝が現れる。
確保して直登しようかとも思ったが結局右から巻いた。




大滝の上はぬれないと登れそうにない滝。
そばつるはそこを何とかクリア。
「危ないからロープ出すわ」と上で準備をしているそばつるをよそに
ぬれるのが嫌なので右から巻いていった。
そばつるは苦笑いをしていた。




その後もそこそこの滝が現れ先になり後になり登っていく。
谷は初夏のような陽が射して明るい。




上流に進むとアカヤシオが谷に美しい彩りを加える。
この谷に来て良かった。




やがて谷はガレの急斜面となり稜線が近づいている事がわかる。
最後はわざと左にふって早めに尾根上に出た。
昨年登りきれなかった尾根上の岩場を登りたかったからだ。




ドンピシャで岩場の下に出た。
そこには昨年はなかった巻き道が整備されていた。
尾根の笹も切り払われて歩きやすい登山道になっている。




課題の岩場に取り付く。
昨年こちらからだったら登れるんじゃないかと思っていた左寄りのルートをとる。
思った通り登りやすく意外と簡単に上部のピナクルを越えられた。
ただし上部の岩はぐらぐらしていてそこを越すのに気を使った。




後は松尾尾根の登山道に出て適当なところで休憩。
本日の健闘を祝して乾杯!
まったりとした時間が過ぎていく。
暖かい日差しに二人ともうとうと。




下山は水無谷へ降りる。
上部は昨年の雨のためだろう、かなり荒れている。
そこかしこに崩壊の爪痕が残されている。




やがてフリーでは降りられそうにない滝が現れ懸垂下降。
その後ちょっとした壁で懸垂下降の練習。
ここでATCを試したり、ザイルの束ね方を練習したりした。




その後も懸垂下降が必要な大滝がいくつか現れる。
どれも30mザイルのダブルでぎりぎりの懸垂。
オーバーハングしたチョックストーンの大滝では空中懸垂も経験。
意外と気持ちよかった。




このチョックストーンでは支点をとるのに岩にスリングをかけた。
なんとかそのスリングを回収しようと仕掛けをしたが結局回収できず。
捨てスリングとなってしまった。
貧乏人にはこたえるがしょうがないか。




最後に現れた大滝は30mはあろうかというもの。
垂壁を落ちるその姿は実に美しい。
そばつる曰く「これは美瀑だわ。名前ないんかな」




大滝より下はガレた河原を降りていく。
やがて堰堤を二つばかり越えると左手に林道が見えた。
後はこの林道を辿って駐車地まで降りた。
今年の沢はじめは実に充実した沢歩きであった。

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