快晴の朝明渓谷。駐車場は車であふれていた。
伊勢谷は昨年の大雨でかなり荒れている。護岸の石垣も河原と同じレベルに。
根の平峠付近は笹が衰退した。以前の鬱蒼と下感じはない。
愛知川の流れは陽光にキラキラと輝いていた。
クラシ谷は登り頃の滝が結構ある。しかし登山靴ではちょっと。
谷詰めは左手の沢に。滝を登って上部に出た。
イブネ山頂ではヤブコギメンバーが自己紹介中。遅れてすみません!
下山はイブネ山頂から南の尾根を下る。途中シャクヤクがきれいだった。
既に5回目を迎えたヤブコギネットオフ会に行ってきた。
今回の会場はイブネ。
何時ものように集中登山形式で山頂でメンバーが集まる。
早朝、町内の水路掃除を終えたのが8時。
それから即出発。
朝明に着いたのが9時過ぎ。
出発は9時20分。
集合時間が11時の設定だから間に合わない出発だ。
それでもできるだけ急ごう。
途中登山パーティをいくつかパス。
先行する度に交わす会話は「今日は暑いですねえ」
暑いはずだ。
里はこの日真夏日。
笹がなくなってどこかの田舎風景を思い起こさせる根の平。
きらきらと流れが輝く愛知川。
いい風景だが足早に通り過ぎていく。
最短ルートとして選んだクラシ谷は2度目のはずだが全く記憶になし。
いくつか滝があって沢登り要素もある谷だなあと思いながら歩く。
つめたところの二俣は右が登れそうもない滝。
で左のまだなんとか行けるんじゃないかなあという沢に向かう。
ここは初めて登った時の記憶が少しある。
ガレを登ったところにロープがあった。
でもそれを利用して高みの岩場を越すより水の少ない滝を登った方が安全そう。
で登山靴で滝を登っていく。
滝の上からは右手側の尾根へ。
谷をつめるつもりだったがちょっと時間的につらい。
でそのまま尾根をあがって稜線に向かう。
先客の踏み跡があるのだがヤブコギ関係の方のかな。
尾根を一登りで南東稜線の登山道へ。
そこからは緩やかな道をイブネへ向かう。
見れば登山者の固まりが左手に見える。
ヤブコギネットの面々だ。
早く合流しよう。
11時40分、ようやく山頂着。
メンバーの自己紹介の最中だった。
疲れたなあと思ってビールを飲んでるとすぐに自分の番。
しどろもどろでなんだかしゃべった。
「スキーを担いでくると思った」という山日和さんの突っ込みに救われた。
後はもういつも通り。
飲んで飲んでのんで。
緑水さんのウィスキーもいただき!
ほろ酔い加減のいい時間が過ぎていく。
こういう時間がいいなあ。
登る時間は1時間でもいいから。
心配な事があった。
メンバーのMさんがこないらしい。
いくら何でも出発から6時間も経っている。
でもね、嫌な感じがしてなかった。
根拠はないけど大丈夫だよと思ってた。
不思議なもんだ。
3時までいるという緑さん。
じゃあそこまで付き合いましょう、と覚悟を決める。
でも結局2時に下山開始。
もう少しいたらMさんに会えたかもね。
緑さん、ふうさん、秋狸さん、錚々たるメンバー。
後ろから遠慮がちについていく。
でもいつまでも歩いていたいメンバーだなって思えた。
それはヤブコギメンバー皆に言える事なんだろう。
何時もの事だがヤブコギオフ会を終えると次の山行が楽しみになってくる。
新たなモチベーションといったものが生まれてくる感じだ。
遅れたMさんも無事が確認されて何よりだった。