大貝戸からの登山道。ちょっと道を外すとすてきな樹林帯。
藤原山荘付近から展望丘をのぞむ。笹の勢いがなくなっていた。
藤原岳西尾根は広くて気持ちのいい尾根。落ち葉を踏みしめながら下っていく。
一筋しかない三筋滝。紅葉と相まって美しかった。
亀尾から御池に取り付く。ここも冬枯れした樹林がいい感じだ。
東ボタンブチに着くとガスが出てきた。風もありちょっと寒かった。
前週、ヤブコギネットオフ会が開かれた広場はひっそりとしていた。
真の谷に下りると癒される樹林帯が待っていた。
コグルミ谷右岸の尾根もいい感じだった。
コグルミ谷登山口からは久し振り登場のエコカーで。
ヤブコギネットオフ会から一週間、一人で参加する場合に辿ろうと思っていたルートを歩いてきた。
大貝戸の登山口駐車場には既に何台かの車。しかし先行者はいないようだ。まだ明けやらぬ薄暗い登山道を歩いていく。
4合目付近から登山道を離れ尾根筋を行く。初めて歩いたがいい感じの樹林帯が続く。登山道を少し離れただけだが雰囲気は随分変わるものだ。
下山者を一人見送って藤原山荘に着く。歩いている最中は暑かったが上部は風があってじっとしていると寒い。
まさかと思っていたがこの辺りの笹も衰退してしまっている。驚きだ。どうなってしまうのだろう。そう言えば木々の元気もないような…
善右エ門谷の上部から山腹をトラバースし西尾根に出る。この尾根は幅が広く冬枯れした広葉樹林が続き歩いていると気持ちいい。
茶屋川に降りてわずかに進むと一筋しかない三筋滝に出る。規模は小さいが紅葉と相まってなかなか美しい。ここをロープのある左岸側から高巻く。
ゴーロ状の沢をわずかに進むと二俣に出て間の尾根に取り付く。下部の嫌らしい灌木の薮を漕ぐと冬枯れした広葉樹のやせ尾根に出る。やがて斜度を増してくると息が切れる程の急登となり石灰岩の露出した東ボタンブチに出る。途中、熊と見間違う程のイノシシに出会ったが向こうから去っていってくれた。
今日は東ボタンブチで休憩。先週の場所は一人には広すぎる。
一週間前はこれ以上ないというような晴天だったが今日はガスがかかっている上に風があり寒い。しかし、それでもなんとも言えない充実感だ。
下山は先週の会場に立ち寄ってからP1194に登ってそこから山腹をトラバース気味に下っていった。真の谷に降りてからカタクリ峠までの樹林の雰囲気がとても良かった。
カタクリ峠で大阪から来たというグループに会う。鞍掛峠の車の多さにビックリしていた。
カタクリ峠からは前から気になっていた(通さん、山日和さん一行が訪れる前から)コグルミ谷の左岸尾根を歩いた。ここも一人で参加したときの候補にしていた。最後が鉄製階段に降りられず残念だったがいい尾根だった。
後はデポしておいた久々登場の我がエコカーで大貝戸まで戻った。藤原岳山麓の聖宝寺はモミジ祭りで賑わっていた。