0911ogisokeikoku of 鈴鹿・美濃の山歩き

IMG_0604.JPG小岐須渓谷・大岩谷

2009年11月21日(土) 晴れ時々曇り 鈴鹿 小岐須渓谷・大岩谷 
山歩き とっちゃん Tsutomu

7:40 大石橋 → 8:10 大岩谷出合 → 9:40 イワクラ尾根 → 
10:30~11:55 大岩 → 13:50 大岩谷出合 → 14:30 大石橋



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大石橋から続く林道を歩いていく。

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白滝はなかなか見応えのある滝だった。登るのだったらどこから?

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ところどころの紅葉がなかなかいい。

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沢筋一面に敷き詰められた落ち葉。何か癒される風景。

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イワクラ尾根の登山道にはイワカガミの群落。はなの頃には素敵だろう。

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大岩から入道ケ岳をのぞむ。

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岩陰に陣取って風を避けて休憩。

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下山に使った尾根にも岩が点在していてなかなか面白い。

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下流部の紅葉を見ながらしばしの休憩。


好天を求めて南下、鈴鹿南部の小岐須渓谷に向かった。
 鈴鹿ICを降りる頃は、西に見える山並みは晴れ渡っていた。流石に南部は天気がいいなと思ったが大石橋を出発する頃には目指すイワクラ尾根方面はどんより曇り空。ポツポツと雨も落ちてきた。本降りにはなりそうにないが嫌な感じ。
 大石橋を渡ったところから右手の林道に入る。終点からは登山道を辿る。紅葉した木々が美しい。御池あたりでは終わった感のある紅葉だがこちらはまだ見頃といえるだろう。
 大岩谷の出合から登山道は左岸側の山腹を高巻くように進んでいく。この頃から日が差すようになり気分が盛り上がってくる。
 沢に降りたところからわずかに奥に進んだところに大滝があった。白滝だ。沢装備なら左手側を登っていけそうと話しながら左岸側の山腹を巻いていく。
 とっちゃんはこの大岩谷に沢を始めて間もない頃、沢未経験者と二人で入ったそうだ。流石、突貫娘!と言いたいが怖いもの知らずというのは本当に怖い。何事もなくて良かった。
 白滝を越えてからは沢沿いを進んでいく。流れは細くなり両岸も立ってくる。その沢が枯れ葉に埋もれて褐色に染まっている。それが何故だか落ち着いた気分にさせてくれる。
 見上げる空は出発の頃と違って晴れて沢を明るくしている。歩いていて気分がいい。
 沢の詰めは穏やかな斜面に落ち葉の絨毯。その上を彩る紅葉に目を奪われてなかなか尾根上に出られない。
 尾根上に出ると北風が強い。そこから見える北側の山並みはどんよりした空の下で寒く見え気分もどんよりする。稜線を挟んで北と南で空の雰囲気が随分と変わっている。
 イワクラ尾根を西に向かう。イワカガミの群落が登山道を挟んで広がっており花が咲く頃にくれば目を楽しませてくれそうだ。
 水沢峠と宮指路岳の分岐に出て宮指路岳方面へ進む。とっちゃんによるとこの稜線から大岩谷側に大きな岩がありその上で休憩ができるらしい。ただし場所がはっきりしない。
 P919手前の鞍部でここらあたりじゃないかと大岩谷側を覗き込むと果してそこに大岩があった。少し小尾根を進んで大岩の上に出るといい眺めでなるほど休憩にもってこいだ。しかし今日は風が強い。岩の上に立っていると身体を持ってかれそうなくらいだ。で岩陰で風を避けながらの休憩となった。
 休憩中は紅葉に彩られた谷を見下ろしながら”山歩きは健康にいいのか?”なんていう話などをして盛り上がった。冬のような風が吹き少し寒かったが楽しく過ごす事ができた。
 下山は824の標高点がある尾根を下っていった。ここは途中に岩のピークが2ヶ所程ありそこを越えていくのが中々面白かった。そこから北を見ると休憩していた岩が意外に小さく見えた。離れて見るとこんなにも違って見えるものなのだろうか。
 尾根はやせ尾根になって急激に大岩谷に落ち込んでいく。再び緩やかになってくると踏み跡も明確になってきて辿っていくと大岩谷の出合あたりに出た。ここから大石橋までは後わずか。時間もまだ早いので途中、沢を彩る紅葉を見ながら休憩をとった。
 休憩を終える頃、空は再びどんよりしてきて雨粒が落ちてきた。タイミングのいい下山になったようだ。

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