東海自然歩道を歩いていく。
上部はなかなかの急登が続く。
稜線手前ではまだ雪が残っている。
川原越えにも雪。
雑木林の中の三角点。以前より切り開かれた感じだ。
下りの尾根はすばらしい道ができていた。
OSKの月例山行に初参加してきた。目的地は養老の津屋山(志津山、志道山とも呼ばれる)。海津の方から眺めるとなだらかな養老山脈の中央部にちょこんと突き出た感じのピークだ。 朝方訳あって集合時間に間に合わず遅れての出発となった。集合時間を過ぎても僕を待っていて下さったSKさん、GTさんには感謝、感謝。また他の方々もご心配をおかけしたにも関わらず温かく迎えていただき感謝の念が絶えない。リーダーのFさん、ただでさえご無理を言って参加させていただいたのにその上ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
さて出発地にそろった顔ぶれをみると錚々たるもの。こんなメンバーで津屋山でいいのか?とふと思ったりもしたがこういうのもまた味わいがあっていいというもの。難しい山ばかりが山ではない。山にはいろんな魅力があるのだ。
アパート跡の裏手から林道をしばらく歩き登山道へ。ここは東海自然歩道でもあり幅が広くて歩きやすい。木漏れ日の射す穏やかな樹林の中を四方山話に花を咲かせながらゆっくりと登っていく。先を急がない山歩き。貧乏性で普段先へ先へとばかり急いでいる僕も今日はゆったり気分で気持ちにも余裕がある。
沢を横切ると木製階段の急登となる。夏場に単独で登った時はこの階段がきつかったが今日は余裕で登っていける。やがて山腹に雪が現れ冬の山歩きらしくなる。振り返れば谷間から濃尾平野越しに恵那山の姿。いい眺めだなあ。みんな立ち止まって見ほれている。
川原越からは雪のついた養老山脈の縦走路を南に進んでいく。やがて津屋山への分岐点に出て急登一登りで三角点に到着。
三角点周辺は以前来た時より切り開かれていた。ここでおのおの荷物を広げてランチタイム。僕は鍋をやるというグループでご相伴にあずかり楽しいひと時を過ごさせてもらった。
下山は津屋山より更に南に下ったところから派生する鉄塔尾根を歩いた。この尾根を歩くのは初めてだったがすばらしい道があり楽しく下る事ができた。こういうあまり知られてない、もしくは埋もれてしまった道と出会えるのも養老の魅力だ。
尾根を下り切ると駐車場は間近。それぞれ乗ってきた車に別れたが今日の楽しい山行を惜しむかのようにあっちの喫茶店、こっちのレストランへと固まって移動。しかし何れも定員オーバー(30人だもんね)で断られ残念ながら最後はレストランの駐車場でお開きとなった。