1103naginatayama of 鈴鹿・美濃の山歩き

P3190045.JPG薙刀山

2011年3月19日(土) 曇り 奥美濃 薙刀山 スキー 単独

6:10 石徹白川橋 → 7:15 和田山牧場跡 → 8:15 推高谷 → 
8:55 薙刀平 → 9:45~10:00 薙刀山 → 
11:25~13:15 休憩 →  13:45 和田山牧場 → 
14:15 石徹白川橋



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新雪の中に登山者のトレースが続く。

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和田山牧場跡から野伏ケ岳。曇天なのが残念。

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推高谷を遡っていく。

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薙刀平を稜線沿いに進んでいく。

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山頂付近から薙刀平を見下ろす。雪面はモナカだった。

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野伏ケ岳が見える所でゆっくり休憩。

 薙刀山、野伏ケ岳、それぞれには何度か足を運んだ事がある。それぞれすばらしい山だ。この二つの山をつないで周遊したいと石徹白に向かった。
 白山中居神社の駐車場で前泊。5時に起きるとすでに登山の準備をしているパーティ。どこに向かうつもりなのだろう。気が早い。
 車を石徹白川の橋の袂まで移動し出発。橋に雪が残っていたのですぐにスキーでの歩行をはじめる。
 林道の雪はまだまだ豊富だが途中少しだけ雪が切れていた。しかしそれほど問題もなく進んでいく。先行者のワカンとスノーシューのトレースが続くが林道をひたすら辿っている様子。こちらは何時ものように林道をショートカット。
 和田山牧場跡からは何時もとかわらぬ野伏ケ岳と薙刀山。バックが灰色なのが気になるが山頂は見える。
 湿地帯の立派なブナ林を過ぎて野伏ケ岳の林道跡に上がる。積雪が多いせいか何時もより薮が気にならなず順調に進んでいける。
 推高谷への下降地点も何時もより雪が豊富。推高谷を遡って昨年登った尾根よりもうひとつ奥の尾根に取り付く。昨年別のパーティが登っていた尾根だ。
 途中までは狭い尾根の急登でしかも今日はクラスト気味。嫌な感じだったが上部は広くしかも薙刀平に出るのが早かった。
 平に出てからは崩れそうな雪庇が気になる稜線から少し距離を置いて進んでいった。
 薙刀山手前のブナの樹林帯にザックをデポして山頂に向かう。光線がフラットで雪面の状態が掴みにくそうで滑るには苦労しそうだ。
 山頂に出ると風が出てきた。空も鉛色でなんだか嫌な雰囲気だが野伏ケ岳への稜線は問題なく進めそうだ。
 シールを剥がして荷物をデポした樹林まで一滑り。だが雪はパックされた状態で滑りが難しく途中で転倒。一気にモチベーションが下がる。野伏ケ岳をどうしようか迷ったがこの様子だと難しい滑りを強いられそうで諦めて和田山牧場跡におりて一人宴会をする事にした。薙刀山~野伏ケ岳の周遊は2回目の挑戦だったが前回と同じ理由の敗退となった。
 推高谷へ下るまではずっとモナカ雪、重雪が続きほとんどスキーにならなかった。その後も緩い斜度のところをただ滑っていくのみ。野伏ケ岳の正面ルンゼの前に出たところで休憩にもってこいのところがあったのでそこで一人宴会を始めた。
 野伏ケ岳の方を見ているとたくさんの登山者がダイレクト尾根を登っていくのが見える。それと同時にダイレクト尾根を滑り降りてくるスキーのパーティが幾つかあった。みんなすごいなあ。僕には今日の雪は無理です。
 心行くまでゆっくりと休憩して野伏ケ岳に後ろ髪を引かれながら和田山牧場跡から林道を下っていった。今日の雪は林道でもスキーが滑らずストックで漕ぎながらの滑降となった。

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