1104ryozen of 鈴鹿・美濃の山歩き

P4160026.JPG霊仙山

2011年4月16日(土) 曇り 鈴鹿 霊仙山 山歩き 単独

9:10 榑ケ畑駐車地 → 9:25 汗拭き峠 → 10:45 南霊仙 → 
11:15~40 休憩 → 12:00 霊仙山山頂 → 13:00 
汗拭き峠 → 13:15 榑ケ畑駐車地



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明るくなったカナヤ。

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汗拭き峠でポツポツと…

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手入れされた植林が美しい。

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自然林の尾根を落ち葉を踏みしめながら登っていく。

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晴れていれば眺めが良さそうだが生憎とガス。

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お目当ての福寿草。可憐だね。

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まだ残雪が残る山頂周辺。

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山頂は強風が吹いて休憩する気にはならない。

 そろそろ福寿草がいい感じかなと霊仙山西南尾根に行ってきた。
 出発はやや遅め。天気予報では午前中雨が降る事もあるという事だったのでちょうどいいかもしれない。道中、今が盛りの桜を愛でながら醒ケ井へ向かう。
 醒ケ井養鱒場より上の林道は一部を除ききれいに舗装されていた。以前もこうだったろうか。ちょっと記憶が曖昧だ。
 榑ケ畑の登山口周辺はすでに車が一杯。少し林道を進んで林道が二つに分かれる手前の広場に車を停め出発。ここから尾根越しに道型がありカナヤ手前で登山道に出る事ができた。
 カナヤもしばらく見ないうちにきれいになったような気が…。若いスタッフが二人、作業をしていた。
 汗拭き峠を越える頃からポツポツと落ちはじめたが気になる程でもないのでそのまま進む。
 登山道が左に鋭角に折れるところから沢に入っていく。ここから山腹をトラバースし南西尾根の一番北にある枝尾根を登って霊仙山と西南尾根に挟まれた台地に行こうという計画。
 沢に入ってすぐ右手に小沢がありそこを登っていくと緩やかな尾根となりそこからトラバース気味に右手に進んでいく。しかし実はこの時点で地形を勘違いしていた。実はこの登った小沢の右岸側の尾根が目指す尾根だった。ガスっていて地形が見分けにくかったとはいえもう少し落ち着いて考えれば、もしくはこの時点でGPSで確認すればよかったのだが。
 緩やかな斜面の歩きやすい植林帯を杣道にそってトラバースしていく。地形が分かりにくくそろそろ目的の尾根ではないかとやっとGPSで確認。初めて目的の尾根よりかなり先に来てしまった事を知った。今更戻るのも面倒なのでこのまま今いる尾根を登り始める。いっそのこと西斜面から南霊仙への直登を目指す事にした。
 尾根ははじめ穏やかな雑木林だがやがて植林となる。植林を抜けるとちょっとした台地に出てそこからは再び自然林。斜度を増すと疎林帯となって振り返れば眺めが良さそうだが今日は厚いガスのカーテンがかかっている。
 急斜面になっても特に難しいところはないが土塊の斜面で滑りやすい。今日は安価なスパイク長靴を履いてきたがグリップが効き正解だった。
 低い樹林が出てくるとその根元に黄色いものが。福寿草だ。思わず顔がほころんでしまう。これが見たいがために今日は登ってきたのだ。
 花はまだ大きく開いていない。今年の大雪の影響だろうか。しかしこれくらいが可憐でいいのだ。
 満足して更に登っていくと南霊仙に到着。雨は何時しか止んだがまだガスがかかっていて何も見えない。その上強風が吹いていて寒い。一枚羽織って手袋もした。
 当初の目的地だった台地に行こうと稜線を進んでいく。どこからか西側に降りなければならないがガスっているのでどこで降りればいいのか見当がつかず適当に降りたら早すぎた。   
 降りたところからトラバースして北東に向かうとまだ雪に埋もれている池が現れた。雪の上を歩いて進むと風を避けられそうな岩があったのでそこで休憩する事にした。
 岩の陰とはいえ風が時々巻き込んできて寒い。僕にしては異例の短さで休憩を切り上げ霊仙山を目指した。
 地形図で確認しながら緩やかな尾根を進んでいく。やがて斜度が増してきて一登りで稜線上に出る。すごい風が吹き付けてくる。
 自分のいる場所を勘違いし一旦右手に進むと登山道に出て標識が現れた。それを見て左手に進まなければならない事が分かり後戻り。強風の中、帽子を片手で押さえながらわずかに進むと山頂に出た。かなりの風で休憩していられずすぐに下山開始。三角点の傍らで二人組が休憩しているのには驚いた。もっといい場所があるだろうに。
 登山道を戻り経塚山との鞍部に下っていく。4~5名ほどの登山者が前後していた。彼らを尻目に鞍部手前で登山道を離れ沢筋に向かって下りショートカット。経塚山から下り切った辺りで登山道に復帰し後はひたすら登山道を下った。途中、登ってくるグループや休憩しているグループに幾つも出会った。流石に人気の山だけあってこんな天候でも訪れる人は多いようだ。それでもみんな強風には辟易しているようだった。


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